一般的にステライト溶接棒

一般的なステライト合金グレードには次のものがあります。

Stellite 1 溶接棒は AWS ErCoCr-C と同等です

高炭素 Co-Cr-W 合金表面溶接ワイヤは、耐摩耗性と耐腐食性に優れていますが、衝撃靭性は劣っています。

主に、ローラーコーンビットベアリング、ボイラー動翼などの摩耗部品の表面溶接に使用されます。

表面層の硬度: HRC≥52

Stellite 6 溶接棒は AWS ErCoCr-A と同等

ステライト 6 溶接棒は、Co-Cr-W 突合せ溶接合金の中で、C と W の含有量が最も少なく、最高の靭性を備えた溶接棒です。

高温・低温下での衝撃に耐え、割れにくく、耐食性、耐熱性、耐摩耗性に優れています。

主に、高温高圧バルブ、熱間鍛造金型など、高温での作業時に良好な耐摩耗性と耐食性を維持するために使用されます。

表面層の硬度: HRC 40-45

Stellite 12 溶接棒は AWS ErCoCr-B と同等

Stellite 12 溶接棒は、表面合金で中程度の硬度と優れた耐摩耗性を備えていますが、可塑性が低く、耐食性、耐熱性、耐摩耗性に優れており、650℃の高温でもこれらの特性を維持できます。

主に、高温高圧バルブ、内燃機関バルブ、高圧ポンプブッシングとライニングスリーブ、ホットロールパスパターンなどの表面仕上げ溶接に使用されます。木材産業の帯鋸歯の先端の表面仕上げにも使用されます.